けんこう総研のタニカワ久美子によるメンタルヘルス対策研修が、機関紙ぜんせきに掲載されました。メンタルヘルス研修風景とメンタルヘルス研修内容は、全国の本会組合員の方々にもwebと紙面によって送付されております。ご報告が遅れました。

こんにちは、けんこう総研代表研修講師のタニカワ久美子です。研修・セミナー講師として全国の企業や行政にお伺いしていますが、最近研修やセミナー前に私のところへ駆けつけてくださる方が必ずいらっしゃって嬉しい驚きを覚えます。「タニカワ先生、ちょっとお話していいですか?」「ずっとお会いしたかったんです。」講談社より昨年9月に本を出版したおかげで、タニカワのメンタルヘルス研修内容があらかじめわかっていただけることで、質問がしやすくなっていただいたんですね。この本、『職場でできるメンタルヘルスケア』の内容はかなり高度で専門的です。大学の教科書として使用しているのでハイレベルなのですが、研修では誰にでもわかりやすく、興味深く事例をたくさんいれてお話ししています。
自覚しづらいメンタルヘルス不調。メンタルが弱くなっている人のための研修
メンタルヘルス不調になるのは、人間関係や仕事によるプレッシャーだけとは限りません。たとえば節約していても月末になると金銭的に余裕がなくなってヤバイ!となったときとか、誰にでもよくある日常のささいな気をもむことは、心の健康が負荷に晒されているのですもの。誰でも何らかのストレスを抱えています。こんなストレスフル社会で毎日を暮らすには、表層的な働き方を改革するだけでは元気になれません。
ストレスは、お腹の調子に大きく影響してきます。小腸や大腸、胃や肝臓、すい臓、といった消化器官は、どんなに強いメンタルの人でも素直に影響を及ぼしているんですよね。言い換えると、ストレスをコントロールしている脳から消化器官はもろ影響を受けやすいんです。「いやなことがあった時、お腹が痛くなったことはありませんか?反対に、便秘や下痢の時に爽快な気分になる人はいないでしょう。それは、脳と消化器官は常に、心身の健康情報を交換して対話をしているからなのです。
元気な内臓は、元気な心に宿る
気分がいいとか、悪いという感覚は、脳におこった刺激によって情報がカラダに伝わります。その伝達情報は、どう処理していいかわからずモヤモヤとなって憂鬱な気分を発したりします。ニューロンと言う言葉を一度は聞いたことがありませんか?映画アバターの世界観のような脳内にある神経伝達物質のことを言います。私たちの脳と
内臓は神経伝達物質がメッセンジャーとなり情報交換をしているわけです。
脳がストレスフルだと、便秘や過敏性腸症候群にかかりやすくなります。私事でちょっと汚いお話しなのですが、私は仕事が暗礁に乗り上げているときは、お通じがありません。逆に難題だった仕事が終わった時、するっとお通じが良くなったりします。腸内環境は、まさにストレスの量や強さに比例していると言える実体験です。
下痢、便秘の他にも、過敏性腸症候群を疑われるものとして、胃の痛み・胃もたれ・食欲不振などといった症状をもつ『胃の機能性ディスペプシア』があります。さらに胸焼け・ゲップ・嘔吐の症状を持つ『逆流性食道炎』などもあげられます。
姿勢をよくしてストレス耐性を上げましょう
姿勢が悪いのは、筋力の低下とともに脳への血流量も減っている証拠。運動不足や車社会で歩かなくなってはいませんか?歩数が減ってきているなと感じている方は、筋肉量の減少と共に、脳のストレス処理機能が低下していることも否めません。特に姿勢といったバランスが悪いのは脳に与える影響があると数多くの研究で検証されています。こうしたレビューでは、姿勢よく生活するための筋力、体幹は、脳に対する干渉作用を認めています。このことは、姿勢を正しく維持するバランス力には、体性感覚、視覚、前庭感覚といった脳の感覚情報をまとめる働きを担っているんですね。
私たちは、日常生活でさまざまなストレスにさらされながら、その刻刻とかわるストレス環境変化に対応して生活をしています。脳と内臓の健康情報を交換し、姿勢筋が協力して円滑に健康を維持しているのです。もう人間の生の営みの主目的である健康管理力は、こうして一つ一つ分解して考えてみることで、計り知れない凄いことをしていることがお解りいただけますでしょうか。
メンタルヘルス不調の低下は、単なるお腹の調子が悪い、憂うつといった心身の健康だけでなく、働き方におけるストレスリスクとしても重要と捉えなければなりません。胸をはり、お腹を引っ込めて正しい姿勢をキープしていきましょう。そうして肋骨を横に広げまる意識で3秒かけて息を吸って、2秒間息を止めて、5秒以上かけて口からお腹がぺったんこになるまで息を吐ききります。
今ここに意識を集中して
頑張り過ぎて心がポキッと折れる前に健康なメンタルと、元気な腸でいるための健康スキルを手に入れましょう。この夏、メンタルヘルスのために、先ずは今すぐできることを一つスタートさせてみましょう。
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