最近の脳科学の研究の進化により「うつ病」は「心の病気」ではなく、「脳の病気」であるととらえられるようになりました。
脳は、心と体にかかるストレスをたくみにコントロールしています。
<脳をコントロールしている3つの神経伝達物質>
・「セルトニン」・・・不安を解消し、気分を良くさせる
・「ノルアドレナリン」・・・注意力を高め、頭がクリアになり気分を良くさせる
・「ドーパミン」・・・意欲を高め、気分を良くさせる

「うつ病」は、これら、気分や精神状態に重要な働きをする脳の神経細胞間の3つの神経伝達物質の分泌不足で発症します。
高ストレス状態が慢性化すると、3つの神経伝達物質が分泌されなかったり、働きが悪くなり、「うつ」の症状を引き起こします。
したがって、うつ病の治療において、心療内科で処方される薬では、この「セロトニン」や「ノルアドレナリン」「ドーパミン」を一時的に増加させたり働きを強めることによって症状を軽くします。
けれど、これらの神経伝達物質は、本来の健康な体であれば、体内で生成され分泌される物質です。
「うつ病」が、体の不調として現れるには、このように体内で神経伝達物質の不足が影響しているのを知っていただくとおわかりのように、
「カウンセリング」と「投薬だけ」に頼るのは間違いです。
「うつ病」の治療において、「投薬」の次に 一番効果的なのは、これらの物質を正常に作り出すために必要な「食事」と
「睡眠や運動などの生活習慣」によって、自律神経を整え、正常に分泌される状態を作ることなのです。
ストレスへの耐性を強化する食事
たとえば「セロトニン」は感情をコントロールするホルモンで、その生成には 食事から必須アミノ酸の「トリプトファン」を必要量、摂取することが必要とされています。
「トリプトファン」を多く含む食事には、肉や卵、牛乳などの乳製品、大豆やナッツなどの豆製品などがあります。
その他にストレス性の疲労軽減効果のある栄養素には
・トリプトファンの合成に欠かせない「グルタミン」
・慢性疲労症候群の治療にも使われている「ビタミンC」
・ストレス時に大量に消費されてしまう「ビタミンB群」
・女性の疲れやすさに関係が大きい「ヘム鉄」
・男性の疲れやすさに関係が大きい「亜鉛」
・必要以上の減塩による不足「ナトリウム」
・疲労に関わる抗酸化作用「ビタミンE」
などがあり、
これらを積極的に摂取するように心がけることが大事です。
ですが、疲れがたまると食事がおろそかになり、暴飲暴食はするものの栄養が偏ってしまいがちです。
けんこう総研では、セミナーの中で、忙しいビジネスパーソンにこそ意識してほしい
「ストレス軽減し、疲れない脳とカラダをつくる栄養の摂り方」についてお話ししています。
セロトニンの分泌を促し、脳のコンディションを整える「簡単な運動」
また、セロトニンの分泌を促し、脳のコンディションを整えるには「簡単な運動」が有効です。
パソコンを前に脳を使うことばかりに偏っているなら、立ち上がって簡単なストレッチをするだけで気持ちが切り替わります。
できれば立ち上がり、ウォーキングなどリズミカルに足を動かすことも効果的です。
けんこう総研ではストレスが強く感じている状態から抜け出す「ブレイクストレッチ」のやり方などをお伝えするセミナーなども実施しています。
「自律神経を整える」観点から「正しいストレス発散法」の知識が必要です
ストレス過多な状態が続いた時、私たちが行いがちな「間違ったストレス発散法」が「うつ病」を引き起こしやすい状態を作り出していることがあります。
例えば、疲れた時に食べる「甘いもの」は急激な血糖値の上昇効果がある一方で、その後の反動で、急激な機能性低血糖の状態を引き起こし、脳に疲労感を感じさせてしまいます。また、ストレス発散のつもりで出かける飲み会なども「交感神経が高ぶった状態」を長く作ってしまうことで、かえって自律神経の乱れを生み出し、これらの必要な神経伝達物質の分泌を狂わせています。
「食事」と「睡眠や運動などの生活習慣」。
この2つの正しい知識を身に着けて実践することに、ストレスを受けた時にも「ストレスへの耐性」を強めることができ、「うつ病」への進行を予防することができます。
また、「うつ病」の方が回復し、職場復帰を目指すにおいても、「食事」と「睡眠や運動などの生活習慣」に正しく取り組むことがもっとも効果的と考えます。
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