私が講師をしている管理栄養士養成校は先週末で冬休みに入り、年の瀬を感じる週明けです。
こんにちは、けんこう総研のタニカワです。毎週2日、朝から夕方まで専門学校1年生の約240名と『健康運動実技』の授業をしています。
健康運動実技授業の前に、前期で『健康運動の理論』を学びます。まだ高校を卒業したばかりの1年生ですからカリキュラムに健康運動の授業をあると知ると「高校を出てまで、まだ体育があるのか!」と興ざめした顔をする学生さんを毎年みかけます。スポーツ・運動=体育と誤解をするのは無理もありません。しかし多くの社会人も、専門学校1年生と同様『健康運動』に対して誤解をしているのを見逃してはなりません。
体育 ≠ 健康運動 ≠ 競技スポーツ
・体育は、『カラダ育て』が目的。だから小中高校でするのです。成長が止まった社会人がする運動は体育とは言いません。「それなら成長期が終わった学生が入学する体育大学は、何故体育大学と呼ぶのか?私の個人的な説ですが、体育大学の学生さんの多くは小中高校等の体育教師になるためのカリキュラムを専攻しているのが起因していると思います。
・競技スポーツは大別すると2つあります。プロ競技スポーツとしての『観るスポーツ』と大会で勝利することが目的のスポーツです。前者は完全に『健康づくり』とは異なる娯楽的な要素が強くなります。一方、後者の参加型の競技スポーツは、『健康づくり』に思われますが勝つための運動ほど健康とかけ離れている運動はありません。 勝つため、優勝するためであれば、引退後身体がボロボロになってもかまわない。そのくらいの覚悟で激しいトレーニングを皆さん行っています。激しい運動量に身体の骨や靭帯が追いつてゆかずに起こる故障とケガは背中合わせです。プロスポーツ選手やトップアスリートほど、健康とは真逆の環境下であることが殆どの方は考えも及ばないのがふつうです。
健康づくりとは、健康の維持増進のための運動のことを言います。ですから体育の授業のように運動神経がよいとか運動神経が悪いとかは問題ではありません。出来るか出来ないかを問われたりもしません。健康づくりの運動は、続けられるか続けられないかが最重要課題なのです。継続するには、なにより楽しくなければ続けられません。競技スポーツのように勝つという『目的』よりも、健康運動には『プロセス』がいかに大切かをわかっていただきたいのです。専門学校1年生も実技でようやくプロセスの重要性を実感できるようになって講師として嬉しい年の瀬です。
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