「熱中症対策に水分補給をしましょう!」とテレビなどで 盛んに連呼される夏の季節。 湿度も高い日本の夏は、飲料水を持参して外出するのが当たり前になってきました。 これだけ熱中症対策がマスメディアで騒いでいれば、熱中症にかかる割合も低下してくてるはず、と思われるのですが、この正しい水分補給について知る人は少なく、依然として熱中症にかかる割合は減っていないのが現状です。
のどが乾いてから飲んでは、遅すぎ
外出中、暑くて「水が飲みたい」と感じるのどの渇きは、体液が汗と共に失われ始めると同時に感じるのではありません。 水が飲みたくなるのは、体液が失われてだいぶ経ってから水分欲求がでます。 つまりカラダが水分を欲してから水を飲むと 汗や不感蒸泄(私達が感じることなく気道や皮膚から蒸散する水分)の量は、1~2%足りないということがわかっています。
のどが乾くよりも、実際はもっと早くに 私たちの体は水分を要求しているのです。
飲料を持参せず 散歩やジョギングをして運動が終わってから 清々した気持ちでガブ飲みしても、水分の吸収率を低下させるだけですのでやめましょう。 体の中の小腸や大腸で吸収できる水分の量は限界がああるのです。
水分補給は渇きを感じる前に 飲むのが鉄則です。
飲み過ぎの危険
最近増えているのが、『水中毒』です。 水分を摂り過ぎて、血液中のナトリウム濃度が薄まり過ぎておこる、脱水症状と反対の症状です。
水中毒は、めまいや頭痛、不安感といった症状が発生します。 暑いからといって水分の摂り過ぎも健康被害にあいやすいので、この季節の水分補給には十分な注意が必要ですね。
水分の飲み方
胃から小腸に送り出す速さが一番早いのはミネラルウォーターです。 また水温は低い脳が胃から小腸に 素早く送ることができます。 ですので5℃程度ミネラルウォーターを 少量こまめに飲むことをお奨めします。
また激しい運動以外でスポーツドリンクを飲むことはあまりお奨めではありません。 スポーツドリンクには糖質が多く含まれているため、糖質の過剰摂取で急激な血糖値の上昇による ペットボトル症候群 になりやすいからです。
エアコンの普及で生活が便利になった一方で、本来誰もが持っている『体の機能』が失われてしまい、熱中症や水中毒症で健康を崩しがちな季節。
正しい水分補給のしかたを心がけ、 暑さに負けず健やかな毎日をおくりましょう。
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