「タニカワ先生、梅雨時って気分が乗らないんですよね」と言いながら管理栄養士養成専門大学生が、先日、講師控室にやって来た時のお話です。→学生だけでなく社会人ともなると、自分で意識をするとしないとにかかわらず、感情によっていろいろなストレスを受けて生活しています。例えば「今日は内勤だし、事務仕事だから気を使うことはない」とか、「今日はプレゼンがあり、プロジェクトの合否がかかった大事なクライアントとのミーティングがある。」と言ったように、さまざまな強さで、またいろいろな種類のストレスを受けて、その時々に応じて感情が沸き上がり揺れ動きます。
ストレスを受けると、感情(エモーション・emotion)のストレス反応がおきる
ストレス反応の一つとして不安感があります。不安がつづくとストレス反応として緊張(覚醒)がおこります。今日は不安といったストレスくぉ、どのようにコントロールしていったら良いかをお話します。
イライラと心配は、感情が覚醒状態
「緊張したあ~」と言った時の心身の状態は、生理的・心理的な葛藤が混ざり合った活動を言います。緊張は、私たちが何かをやるときの「やらなくてはいけない動機理由の強度」としても緊張度を測ることができます。緊張している時に、眠くなる人はいませんよね。ですから緊張している時は、まさに心も身体も完全に目がさめている覚醒状態になっっています。覚醒は、思考と運動の司令塔である『大脳皮質』の興奮状態の度合いと関係しています。大脳皮質への強さは、うとうとした状態でまったく興奮していない不活発な弱いものから、非常に覚醒した緊張している強度なものとまであります。緊張すると、心拍数は増えて呼吸は浅くなり冷や汗をかいたりと、カラダも活発に変化してきます。
マイナスの感情ストレスとは
不安になると、イライラしたり、必要もないのに心配してみたりと、脳と身体は活性しているのにそれが却ってマイナスになってしまう状況を言います。イライラするメンタル状態は、認知的不安と心理学では呼ばれています。また、<strong>緊張は、身体にかんけいするので身体的不安と呼ばれています。不安は、性格的におこる特性不安と、何かのストレッサーによっておこる状態不安との2種類があります。
緊張や不安をおこしやすい感情労働
緊張や不安は、ストレスを受けるとおこりますが、生活環境や職場環境などの状況的問題と、個人的問題とが大きくかかわっています。状況的な環境問題にはつぎのような原因があります。
業務内容の重要性
仕事内容の重要性が増せば増すほど、ストレスはふつう大きくなります。これはいつもの業務内容とは違う社外交渉などであればストレスフルなのはお判りいただけると思います。仕事の評価がご本人が感じる不確定性の程度が大きくなればなるほどストレスは強くなっていきます。たとえば社外プレゼンをしたけれど、競合企業とどちらが採用がされるかわからないときの不安状態は、不確定性状況と言えます。
個人的な性質による感情不安
ちょっとしたことでも不安をかかえやすい方は、緊張シーンで怯えや不安感を持ちやすいと言われています。ご自分への評価を低くとらえてしまっているので自信がなくなるために不安感を起こしやすくなってしまいます。10代や20代の女性に多いのが社会的体格不安です。他人に自分の体型を見られると「太ってみられたのではないか」「太ってるから嫌われるのではないか」といったマイナスの妄想にとらわれてストレスを自分自身でつくりだしてしまいます。
感情ストレスによる仕事への影響
では、緊張や不安感は、仕事へのパフォーマンスに対して、決してプラスには働かないのでしょうか?残念ながら、緊張や不安状態がプラスに働くのか、マイナスに働くのか、パフォーマンスに対しての関係性の研究結果は、今もって最終的な結論は出ていません。例えば、緊張状態が程よい程度に高まっている方が、脳は活性化しているしパフォーマンスがよくなります。不安は、感情からくるものと身体からくるものがあり、身体からくる不安はパフォーマンスがプラスに働くわけはありまsん。緊張と不安は、個人差が大きく異なっています。
ストレスの強さと仕事の生産性への影響度は、アルファベットの逆Uの字となっています。職場で緊張しすぎると、焦ったり、力んでしまったりして最高のパフォーマンスは出せません。逆に、緊張感なしの職場でitumosigoto気がをしていると、気が乗らなかったり,つまらないムードが職場に漂い、期待されるようなパフォーマンスは、ビジネスマンとしてどんなに能力があっても発揮できません。
仕事環境には、いつも「心地よい緊張」と、時には「軽い興奮」と、「注意の集中」が必要です。自分にとって最適の緊張レベルの時に、ふだんの実力を最も発揮させられ「やり甲斐」を感じられるからです。ですからビジネスパーソンとして、さまざまなストレッサーから起こる緊張や不安を
どう受け止めるかの重要な技術を身に着けていただきたいのです。
ストレスをうまく受け止め、やりがいに転化させるスキルはご存知ですか?長くなりました、今日はこの辺にしておきます。今日も健やかにお過ごしください。
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