今年の夏は、30年に1度という記録的な暑さが7月から続いています。日本の夏特有の高温多湿による死亡者も続出しています。熱中症にかかりやすい人というと、真っ先に高齢者を思い浮かべますが、実は肥満者もやせている人に比べて熱中症にかかりやすいのです。
よく「水太り」というコトバを聞きませんか?ジュースや炭酸飲料や砂糖入りコーヒーをよく飲む人で、ぽちゃっとした体型の人をさすコトバと思われがちです。と言うと、「違いますよ。“水を飲んでも太る”という太りやすい体質をいう時の例えですよ」と教えてくれた方がいます。私は、「むくみやすい人」を言ってるのではないかなと思うのですが、本当の意味はよくわかりません。
しかしながらこの「水太り」の語感から派生して、太っている人は水分が多いと勘違いをしている人がとても多いのです。まあ、わからなくはないんですよ。ぽっちゃりさんは、往々にして美肌です。ツルンとして、運動苦手なことも手伝って色白ですものね。
ですがこれは皮膚の話。
体内の水分量は、肥満度が増すにつれて少なくなります。水分量は加齢によっても減っていきます。ですからこの体内水分量の低下が高齢者を熱中症にかかりやすくさせている原因の一つでもあります。
反対に乳幼児の体内水分量は70~80%と非常に多いです。なのに高齢者の次に熱中症患者数が多い理由は、成人のように未だ発汗機能が未発達であるためです。
乳幼児の熱中症のお話は、またの機会にお話しますね。
閑話休題。ご自分の体内水分量は、実は簡単にわかるんですよ。太っていると水分量が少ないということは、言い換えると、太ると脂肪が増えるので水分量が減ると言うことです。つまり脂肪以外の筋肉や血液は水分が多いけど、脂肪は水分が非常に少ないんです。
ということは、熱中症予防にもダイエットは重要なリスクヘッジと言えますね。8月も第2周目、夏はこれからが本番です。こまめな水分補給と共に、早朝の軽い運動で汗腺機能の衰え防止につとめましょう。
参考文献サイト:環境省熱中症予防情報サイト
最新記事 by タニカワ久美子 (全て見る)
- ストレス対処に特化したホームページにリニューアル中 - 2021年3月24日
- ストレスを正す!ストレス研修の重大要素 - 2021年3月24日
- 生産性が上がる組織をつくるエモーションストレス管理 - 2021年3月24日
































